若きドガの鋭敏な観察眼が如実に示されている

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      またジェンローナ・ベレッリと他の家族(ラウラと娘たち)との間には空間的な隔たりも示されており、これは、この一家(狭義的にはラウラとジェンローナ)の間の愛情的な隔たりを意味している。

     

      このように、この一家の置かれる状況や、家族間の緊張感をまざまざと描き出した若きドガの辛らつで鋭敏な観察眼を如実に感じさせる本作は、画家初期における様式的特徴や表現手法を辿る作品であることのみならず、卓越した才能や性格的アプローチ、絵画に対する取り組み、姿勢が示された作品としても重要視されている。

      壁の前に毅然と立ち、無表情に一点を見つめる叔母ラウラ・ベレッリ。本作はドガが1856年から1859年までイタリアのフィレンツェに住んでいた叔母ラウラ・ベレッリの家に滞在した時に描かれた作品で、若きドガの鋭敏な観察眼が如実に示されている。


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      • 2017.08.09 Wednesday
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      • 11:07
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