筆触を強く感じさせる赤々としたひなげしの花

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    ひなげしの咲く丘を下る母子。この母子は画家の妻であるカミーユと息子ジャンをモデルに描かれたことが知られているほか、本作は≪アルジャントゥイユ≫各所の風景を(一時的であるが)画家は精力的に画題として取り組んでいた時代の作品の中でも特に著名な作品のひとつである。

     

    筆触を強く感じさせる赤々としたひなげしの花。ほぼ中央から上下に分けられる本画面は、上部が空の青色と雲の白色が、下部がひなげしの赤色と叢の緑黄色がほぼ全面的に支配しており、特にひなげしの赤色と空の青色との鮮明な対比関係は観る者に爽快感と強い印象を与えている。

     

    丘の上に描かれる、もう一組の母子。1874年に開催された第一回印象派展に出品された本作は、しばしばルノワールの『草原の坂道(夏の田舎道)』との関連性・類似性が指摘されているよう、夏のアルジャントゥイユ郊外の坂道を日傘を差した母娘らが下ってくる姿を描いた作品である。


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      • 2017.11.07 Tuesday
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